コミュニケーションの訓練

具体的なコミュニケーションのトレーニング方法のひとつに、仔犬の全身に触れながら安心感を与えていくというものがあります。鼻先や口の中、しっぽ、お腹、脚先など、少し嫌がるような反応をみせるような箇所は、除々に慣れさせてきく必要があります。人の手や接触に、幼い頃に慣れ親しんでおくことは、成犬になってからも、動物病院や、サロンなどで、他人との接触を行った時に、拒否反応や、必要以上に恐怖心を抱くような事を回避できるようになります。

このような社会性が身に付かないまま、外の環境の中で、何か嫌な経験をしたり、トラブルを起こしてしまうと、犬自身も成長過程の中で、周囲との信頼関係を築きにくくなってしまい、社会性を持ちにくい状態で成犬になってしまう可能性があります。そのような信頼関係の薄いコミュニケーションの積み重ねの中で、犬たちは、素直に間違った社会性を学習してしまうものですので、何よりも仔犬の時期として、生後2カ月ほどで、やってきた仔犬への十分な愛情とボディタッチのコミュニケーションは、飼い主さんにとって責任重大な課題となってきます